週末の市況安定化局面:前日反発の流れを維持し米国株小幅続伸(S&P 7,473 +0.37%・NASDAQ 26,344 +0.19%)で3日連続反発も上値は限定的、日経63,339円(+2.68%)は2日連続大幅反発で6万円台後半まで急回復し出遅れ修正継続、欧州STOXX 625(+0.73%)も堅調推移を維持|米10年債4.56%(▲0.61%)は反落し4.6%割れで金利低下圧力継続、金$4,510(▲0.70%)と銀$75.92(▲1.06%)は貴金属調整、WTI $97.00(+0.67%)は$100割れ継続も底堅さ維持、円安159.16微増で160円の心理的節目接近、暗号資産全面安(BTC $75,767 ▲2.30%・ETH $2,074 ▲2.70%)で利益確定売り優勢
土曜朝の市況を振り返ると、金曜の取引では前日の反発基調がおおむね継続したものの、市場全体では選別色が強まり週末特有のポジション調整が顕在化した展開となった。S&P 500 7,473.47(+0.37%)・NASDAQ 26,343.97(+0.19%)の米国株は3日連続反発を記録し、前日7,445台・26,293台から7,470台・26,340台へと上昇したものの、上値は7,500台・26,500台の心理的節目手前で抑制された。特に注目すべきは日経平均63,339.07(+2.68%)の2日連続大幅反発であり、前日61,684円から約1,655円上昇して63,300台まで急回復している。これは前々日からの出遅れ修正が加速した形であり、欧米株の反発を2日遅れで追いかける展開が継続した。欧州STOXX 600 625.12(+0.73%)も前日620.56から堅調推移となり、620台中盤まで回復している。金利市場では米10年債利回り4.56%(▲0.61%)が前日4.59%から反落し4.6%割れとなり、金利低下圧力が再び強まった形だ。前々日の大幅低下(▲2.04%)・前日の小幅反発(+0.31%)を経て、再び低下に転じたことは、長期的な金利低下トレンドが根強いことを示唆している。コモディティ市場では金$4,510.50(▲0.70%)が前日$4,540から調整となり、銀$75.92(▲1.06%)も前日$76.95から下落して$75台後半まで押し戻された。金利低下が貴金属には本来プラス材料であるものの、週末を控えた利益確定売りが優勢となった形だ。WTI原油$97.00(+0.67%)は前日$97.75からわずかに下落したものの+0.67%の小幅反発を維持し、$100割れ継続ながら$97台での底堅さを示した。本日発表予定だったEIA週間原油在庫統計は前日深夜(日本時間)に発表済みで、在庫は+0.8百万バレル増加と予想+1.0百万バレルをやや下回り、供給過剰懸念がわずかに後退したことが下支え材料となっている。ドル円159.16(+0.13%)は前日159.02からわずかに円安方向に進み、159円台中盤に上昇して160円の心理的節目が視野に入ってきている。6月日銀会合(6/10-11)での利上げ見送り観測継続と米金利低下が相殺する形で、円安基調は維持されている。暗号資産ではビットコイン$75,767(▲2.30%)が前日$77,587から大幅下落となり、3日連続反発の流れが途切れて$75K台後半まで押し戻された。イーサリアム$2,074(▲2.70%)・ソラナ$85.01(▲2.58%)・BNB $652.24(▲0.86%)のアルトコインも全面安となり、株式市場の反発継続にもかかわらず暗号資産は利益確定売りに押された形だ。週末を控えた英国4月小売売上高(本日土曜朝発表予定)と中国5月PMI速報値(週末発表予定)という重要材料が控えており、投資家は前日までの反発基調を一部確定させつつ、週末材料待ちの様子見姿勢を強めている局面となっている。
主要株式指数
為替(対円)
金利・コモディティ
暗号資産
| 指標 | 7日トレンド | 最新値 |
|---|---|---|
| 米10年債利回り | 4.56% | |
| ドル円 | 159.15 | |
| S&P 500 | 7,473.47 | |
| 金 | 4,510.50 |
