週末市況の安定推移と選別色の継続:金曜の反発基調が週末まで持続し米国株続伸(S&P 7,473 +0.37%・NASDAQ 26,343 +0.19%)で4日連続反発も上値は7,500台・26,500台手前で抑制的、日経63,339円(+2.68%)は3日連続大幅反発で累積+5,535円の急回復を実現し出遅れ修正が完了局面、欧州STOXX 625(+0.73%)も堅調維持で630台視野|米10年債4.56%(▲0.61%)は2日ぶり反落で4.6%割れ継続し長期金利低下トレンド再燃、金$4,523(▲0.42%)と銀$76.20(▲0.69%)は週末調整も$4,500台・$76台維持で底堅さ、WTI $96.60(+0.26%)は$100割れ継続ながら$96-97台での底固め進行、円安159.16横ばいで160円の心理的節目が射程圏、暗号資産反発(BTC $76,653 +1.60%・ETH $2,115 +2.49%)で前日の全面安から切り返しリスクオン継続
日曜朝の市況を振り返ると、土曜の取引では金曜の反発基調がおおむね継続したものの、市場全体では週末特有の様子見姿勢が強まり上値は限定的となる展開となった。S&P 500 7,473.47(+0.37%)・NASDAQ 26,343.97(+0.19%)の米国株は4日連続反発を記録し、前日7,445台・26,293台から7,470台・26,340台へと上昇を続けたものの、依然として上値は7,500台・26,500台の心理的節目手前で抑制されている。週間累積では前週末7,501台から7,473台へとわずか▲0.37%の小幅下落にとどまり、週中の調整を後半でほぼ取り戻した形となった。最も注目すべきは日経平均63,339.07(+2.68%)の3日連続大幅反発であり、水曜安値59,804円から累積+5,535円(+9.26%)の急回復を実現して6万円台中盤まで反発している。これは前週末61,409円からの調整(水曜▲2.61%下落)を完全に克服し、むしろ前週末を+1,930円(+3.14%)上回る水準まで上昇したことを意味しており、出遅れ修正が完了局面に入っていることを示唆している。欧州STOXX 600 625.12(+0.73%)も前日620.56から堅調推移となり、625台中盤まで回復して630台の心理的節目が視野に入ってきた。金利市場では米10年債利回り4.56%(▲0.61%)が前日4.59%から2日ぶり反落となり4.6%割れを継続、前々日の大幅低下(▲2.04%)後の小幅反発(+0.31%)を経て再び低下に転じたことは、長期的な金利低下トレンドが根強く継続していることを確認させた。コモディティ市場では金$4,523.20(▲0.42%)が前日$4,540から小幅調整となったものの$4,500台を維持しており、銀$76.20(▲0.69%)も前日$76.95から下落しつつ$76台を維持して底堅さを示した。金利低下が貴金属には本来プラス材料であるものの、週末を控えたポジション調整がやや優勢となった形だ。WTI原油$96.60(+0.26%)は前日$97.00からわずかに下落したものの+0.26%の小幅反発を維持し、$100割れ継続ながら$96-97台での底固めが進行している。本日発表予定の英国4月小売売上高(予想+0.3%)と週末発表予定の中国5月PMI速報値(予想50.2)という重要材料を控え、市場は前週金曜からの反発基調を維持しつつも、新規ポジション構築には慎重な姿勢を示している。ドル円159.16(+0.13%)は前日159.02からわずかに円安方向に進み、159円台中盤を維持して160円の心理的節目が射程圏に入っている。6月日銀会合(6/10-11)での利上げ見送り観測継続(市場織込み度3割以下)と米金利低下が相殺する形で、円安基調は当面継続する見通しとなっている。暗号資産ではビットコイン$76,653(+1.60%)が前日$75,767から明確な反発となり、前日の▲2.30%大幅下落から切り返して$76K台後半まで回復した。イーサリアム$2,115(+2.49%)・ソラナ$85.65(+1.60%)・BNB $655.49(+0.91%)のアルトコインも軒並み反発となり、前日の利益確定売り圧力から一転してリスクオン姿勢が回復した。週末材料待ちの様子見ムードが強まる中、暗号資産市場は株式市場の反発継続を後追いする形で底堅さを示している。
主要株式指数
為替(対円)
金利・コモディティ
暗号資産
| 指標 | 7日トレンド | 最新値 |
|---|---|---|
| 米10年債利回り | 4.56% | |
| ドル円 | 159.15 | |
| S&P 500 | 7,473.47 | |
| 金 | 4,521.00 |
