水曜市況の明暗分化と暗号資産調整:火曜引けで米国株堅調継続(S&P 7,519 +0.61%・NASDAQ 26,656 +1.19%)7日連続反発でNASDAQは1%超の大幅高も上値26,700台・7,550台手前で限定的、日経64,996円(▲0.25%)小幅反落で4日連続大幅高の反動も65,000円台近接維持、欧州STOXX 628(▲0.57%)反落で630台割れも週間累積は依然プラス圏|米10年債4.49%(▲1.43%)大幅低下で4.5%割れ目前まで金利低下加速し5日連続4.6%割れ継続、金$4,507(+0.11%)と銀$77.53(+1.20%)は続伸で底堅さ継続も上昇ペース鈍化、WTI $93.34(▲0.59%)続落で$93台前半と2日連続下落で$90台定着へ、ドル円159.23(▲0.03%)小幅反落も159円台維持で160円視野継続、暗号資産全面安(BTC $75,799 ▲1.88%・ETH $2,072 ▲1.84%)でリスクオフ転換と株式の明暗が鮮明化
水曜朝の市況を振り返ると、火曜取引では米国株の堅調継続と暗号資産の全面安という明暗が分かれる展開となり、リスクオン・リスクオフのシグナルが資産クラス間で大きく分化した。S&P 500 7,519.12(+0.61%)・NASDAQ 26,656.18(+1.19%)の米国株は7日連続反発を記録し、前日7,473台から7,519台へと累積+46ポイント(+0.61%)の上昇を継続、特にNASDAQは+1.19%と1%超の大幅高となり週間累積では前週末26,294から+362ポイント(+1.38%)の明確な上昇トレンド形成を示した。上値は依然として7,550台・26,700台の心理的節目手前で抑制されているものの、7日連続反発は今年最長記録に並ぶペースとなり調整終了の兆候が一層鮮明化した。一方で日経平均64,996.09(▲0.25%)は前日65,158円から小幅反落となり、4日連続大幅高(累積+12.30%急騰)の反動として利益確定売りが優勢となったものの、65,000円台近接(あと約4円)を維持し調整圧力は極めて限定的となった。欧州STOXX 600 628.01(▲0.57%)も前日631.63から反落となり630台を割り込んだが、週間累積では前週末618.55から+9.46ポイント(+1.53%)のプラス圏を維持し短期調整の範囲内にとどまった。金利市場では米10年債利回り4.49%(▲1.43%)が前日4.56%から大幅低下となり、5日連続で4.6%割れを継続して4.5%割れ目前(あと0.01%)まで金利低下が加速した。前々日の横ばい(+0.00%)から一転して明確な低下トレンド復活となり、4.45-4.55%レンジ下限圏への推移が進行している。コモディティ市場では金$4,507.30(+0.11%)が前日$4,577から小幅続伸となり$4,500台前半を維持、銀$77.53(+1.20%)も前日$78.55から続伸して$77台後半まで回復し、金利大幅低下が貴金属の追い風として機能した。一方でWTI原油$93.34(▲0.59%)は前日$90.78から小幅続落となり2日連続下落で$93台前半まで反発したものの、$90台定着への動きが継続している。ドル円159.23(▲0.03%)は前日158.93から小幅反落にとどまり159円台中盤を維持、160円の心理的節目が依然として射程圏(あと約0.77円)に入っている。6月日銀会合(6/10-11)での利上げ見送り観測継続(市場織込み度3割以下維持)と米金利大幅低下が相殺し円安基調の維持が継続した。暗号資産ではビットコイン$75,799(▲1.88%)が前日$77,183から明確な反落となり$75K台後半まで下落、3日連続切り返しから一転してリスクオフ転換を示した。イーサリアム$2,072(▲1.84%)も前日$2,106から大幅反落し$2,100台割れとなり、前日の+0.42%反発を完全に打ち消す動きとなった。ソラナ$83.61(▲1.61%)・BNB $656.32(▲0.95%)もともに反落し、暗号資産全体のリスクオフ転換が鮮明化した。株式市場の堅調継続と暗号資産の全面安という対照的な動きが共存し、リスク選好度の資産クラス間での分化が進行する複雑な市況となった。
主要株式指数
為替(対円)
金利・コモディティ
暗号資産
| 指標 | 7日トレンド | 最新値 |
|---|---|---|
| 米10年債利回り | 4.49% | |
| ドル円 | 159.23 | |
| S&P 500 | 7,519.12 | |
| 金 | 4,507.30 |
